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カクテルドレスの用途とそれに伴うアパレル産業への影響

カクテルドレスとは昔はイブニングドレスとも言われていました。パーティードレスとも言われるが、個人的観点からするとカクテルの方が露出度が高いもののように思えます。昔はミニ、ロングくらいしかなかったように思いますが、今はハイアンドローなんてものまであります。要は後ろは長くて前は短いドレスであったり、斜めに長くなっているようなデザインのことです。ドレスも日々進化を遂げているということです。なぜこのように種類が増えたのかというと、キャバ嬢の劇的なイメージアップにほかならないと思うのです。キャバクラといえばいかがわしいイメージばかりが先行してしまっていましたが、近年キャバ嬢雑誌の創刊やマスメディアへの露出などでなりたい職業ランキングの上位に食い込むなど昔では考えられない事態です。それに伴い、キャバ嬢人口が増え、ニーズが多様化し様々な種類が作られるようになったのだと考えられます。

カクテルを飲みながらカクテルドレスを着ている女性が増えているということです。今やこの産業はアパレル業界の中でも特異であり、唯一明るい話題ではないでしょうか。今やアパレル産業は氷河期と言ってもいい時代です。ですがキャバ嬢達が買うドレスは10000~30000円位が相場です。そう考えるとアパレル業界でも唯一黒字を出せる商品であると言えるでしょう。今洋服はファストファッションのお店でいくら安く金額を設定しても売れ残る時代です。ですが彼女達はある程度高いものでないと買いません。それはその服が自分の魅力を引き出してくれる存在だと知っているからです。なので彼女達は妥協しないのです。自分磨きを怠る女性は美しくないと知っているのです。そのほかにも頑張った自分へのご褒美として新しいものへと買い換えたり、バースデーは特別な白のものを買い足したりとどんどん購入頻度が上がるのです。そこが他のフォーマルのそれとは完全なる違いです。フォーマルのものは一回購入するとしばらくは買い換えたりはしません。ですがカクテルのそれはその職業に順ずる限りどんなに持っていても良いアイテムなのです。それは営業マンのネクタイのような物でしょうか。

同じに見える様なものの中にも個性がなければなりません。この国は不況なのです。ですから少しでもプラス、少しでも黒字を出せる産業は伸ばすしかないのです。暗いイメージの職種にもスポットライトを当てなければなりません。今回紹介したのはキャバクラでしたが、違う職種にスポットライトを当てることでまた違う産業が黒字に向かうかもしれません。そうなることこそが日本のデフレ脱却に向けてマスコミの出来ることであり、マスメディアの目指すべき所ではないでしょうか。